カムパネルラ読書日記

読んだ本のレビュー

数学はお好き?

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こんにちは!

カムパネルラです。

 

みなさん、数学は得意ですか?

あるいは得意でしたか?

 

私は理系ですが、数学や理科は大の苦手でした。大学も中退し、英文科に編入学しました。

センター試験も4割くらいしか取れなかったくらい大嫌いでした。

しかし、数学できたらかっこいいなという憧れのようなものは今も持ち続けています。なので、数学をテーマにした小説はわりと好きです。

 

今回紹介するのは数学の天才が登場する物語。岩井圭也さん著『永遠についての証明』です。

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帯にもある通り、多くの作家さんが絶賛している作品です。

数学の才能を持った人物たちが何人か登場します。その中でも1人の天才が天才ゆえに段々と孤独になっていき、ついには…。

というストーリー展開。

 

この本を読むと数学の勉強やり直してみようかな?と思える一冊です。私が2019年に読んだ本の中でNo. 1の面白さでした!

 

みなさんもぜひ、数学やってみませんか?

 

それではまた!

 

コンビニ人間

こんにちは!

カムパネルラです。

 

みなさまは週にどれくらいコンビニを使いますか?

私は月に2,3回です。

 

さてもうおわかりですね。

今回紹介する作品はこちら。

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村田沙耶香さんの『コンビニ人間』です。

芥川賞受賞作ですね!

 

この作品の主人公は世間一般的には、変わってる、変人といった印象を持たれているようです。それは普通ではないということだと思います。

普通って何?と問いたくなる作品です。

私は社会的マイノリティに属しているし、この物語の主人公にむしろ共感する部分が多かったので、なぜおかしいと言われているのか全く理解できませんでした。逆に私は世間から見ると変なのだと改めて確認させられたように感じます。

 

生きづらさはありますが、変人だと思われることは悪いことではないと思っています。

 

みなさんにとっての普通って何ですか?

マジョリティのことですか?

 

ぜひこの作品を読んで普通の意味を考えてもらいたいと思います。

 

青春してますか?

こんにちは!

カムパネルラです。

 

みなさん、青春してますか?

もしくは青春してましたか?

私は青春って何という感じです。

中高6年間異性とお話ししたこともないし、友達もすくなかったので、基本的に本ばかり読んでいました。

 

そんな時に出会ったのがこの本です。

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あさのあつこさんの代表作と言えるでしょう。

『バッテリー』

全6巻からなります。

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バッテリーとは、野球の用語でピッチャーとキャッチャーをまとめた言い方です。

だいぶ雑な説明ですが…。

 

この物語はまさにバッテリー2人の成長物語。

映画にもなりましたね。NHKでドラマ化もされていたと思います。

中学生が主人公で、私も野球部に所属していたので、当時主人公の真似をして、どこに行くにも野球ボールを持って行ったりしていました。

 

何かひとつのことに打ち込むことの素晴らしさ、中学生という大人になりきれないけど、子どもではないという難しい年齢だからこそ起こる周りとの衝突が絶妙に書かれている本です。

 

みなさんも本書でぜひ中学生の頃の青春をもう一度謳歌してみませんか??

 

それではまた!

極夜行

こんにちは!

カムパネルラです。

 

みなさん、探検は好きですか?

子どもの頃、探検ごっことかしませんでしたか?

私はしたようなしてないような…。

でも、探検とか冒険ってなんだか楽しそう!

と今でも思います。

 

今回紹介するのは探検家、角幡唯介さんの著書『極夜行』です。

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極夜という言葉をご存知ですか?

白夜は聞いたことがある方も多いと思います。

極夜というのは白夜の反対で、24時間太陽が出ないのです。つまりずっと夜の状態。

 

この本はそんな極夜の中、北極圏を食料と1匹の犬で探検した時の様子が書かれています。

人間が生きるにはかなり過酷な状況の中で、様々な困難に見舞われ、それでも探検を続ける。その時、何を思っていたのか。リアリティのある文章で当時の画が浮かんできます。

まるで一緒に探検しているよう。

そして、数ヶ月ぶりに太陽を見たとき、

何を感じたのか?

 

みなさんも本書を通じて、北極圏を冒険してみませんか??

 

それではまた!

 

かがみの孤城

こんにちは!カムパネルラです。

今回ご紹介する本は2019年に読んだ本の中でもベスト5に入る大好きな一冊です。

 

それがこちら。

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辻村深月さんの『かがみの孤城』です。

因みにこの本、サイン入りです✨

本屋大賞を受賞されたので、タイトルを知っているという方も多いかと思います。

 

この本は学校に行けない子どもたちを主人公とした青春小説でもあり、鏡の中へ入っていくという御伽噺のようでもあり、最後には見事に伏線が回収されていくミステリーでもあり、これといったジャンル分けが難しい作品です。

しかし、それらのすべての要素が詰まった極上のエンターテイメント作品であるとも言えるのです。

登場人物の子どもたちのキャラクターの誰かに自身が当てはまるのではないでしょうか?

そして、クライマックスのラスト100ページは読む手が止まらなくなるほどです。

 

作者の辻村さんはインタビューで、

「中学生の自分にこの本を送りたい」

と仰っています。

しかしながら、中学生だけでなく大人が読んでも充分に楽しむことができる作品です。

そんなちょっと不思議でハラハラドキドキの世界を堪能してみてはいかがですか?

 

それではまた!

私を読書好きにした本

はじめまして!

カムパネルラと申します。

読書が大好きで、読書ブログを開設しました。このブログを通じて、読書好きな方と繋がれたらとても嬉しく思います♪

 

さて、記念すべき第1回目の記事は読書嫌いだった私を読書好きにさせてくれた一冊の本をご紹介したいと思います。

 

その本がこちら!!

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東野圭吾さんの『容疑者Xの献身』です。

文庫版と洋書版も読みましたので、最低でも3回は読んでいます笑

こちらが文庫版。

一人暮らしをしている時、どうしても読みたくなって買いました。単行本は実家にあったのです。

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そして、こちらが洋書版。

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英語の勉強も兼ねてと思い、まずは大好きな作品から入ろうと思い買ったものです。

 

 

この作品は東野圭吾さんのガリレオシリーズ初の長編小説です。ガリレオシリーズは福山雅治さん主演でドラマ化されたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

また、『容疑者Xの献身』は映画化もされましたので、こちらも見たという方は多いのではないでしょうか?

東野圭吾さんはこの作品で直木賞など多くの賞を獲得されました!

 

本書のテーマは、

人はどれほど人を深く愛せるのか?

だと思います。

天才物理学者vs天才数学者

というのもなんだかカッコイイ!

そこに驚きのトリックが絡んでいて、誰もが騙されるのではないでしょうか?

私もトリックが明かされだ瞬間、えっ!と思わず声を出したのを今でも覚えています。

まだ読んだことがない方には是非読んで読書の楽しさを感じてほしいと思います。

 

私がこの本を手に取ったのは中学3年生の時だったと思います。その当時は読書が好きではなく、東野圭吾さんの名前も知りませんでした。

 

両親と書店に行った際に、タイトルにXが入っているのがかっこよくて手に取りました。

厨二病感が満載な理由ですね笑

子どもの頃にシャーロックホームズを読んだことがあったので、ミステリーというカテゴリーは知っていましたが、日本のミステリー作家の名前など全く知りませんでした。

 

読み始めると、一瞬で内容に引き込まれ、あっという間に読み終わったのを覚えています。

本ってこんなに面白かったんだ!!!

と実感し、それからしばらくは東野さんの作品を読み漁りました。そして読書の楽しさを知ったのです。

 

なので、この本は私にとってかけがえのない一冊であり、読書人生を語る上で絶対に外せない大切な本なのです。

 

みなさんにとっての大切な一冊は何ですか?

ぜひコメントなどで教えてくださいね♪

 

それではまた!