カムパネルラ読書日記

読んだ本のレビュー

かがみの孤城

こんにちは!カムパネルラです。

今回ご紹介する本は2019年に読んだ本の中でもベスト5に入る大好きな一冊です。

 

それがこちら。

f:id:campanella_books:20200212223658j:image

辻村深月さんの『かがみの孤城』です。

因みにこの本、サイン入りです✨

本屋大賞を受賞されたので、タイトルを知っているという方も多いかと思います。

 

この本は学校に行けない子どもたちを主人公とした青春小説でもあり、鏡の中へ入っていくという御伽噺のようでもあり、最後には見事に伏線が回収されていくミステリーでもあり、これといったジャンル分けが難しい作品です。

しかし、それらのすべての要素が詰まった極上のエンターテイメント作品であるとも言えるのです。

登場人物の子どもたちのキャラクターの誰かに自身が当てはまるのではないでしょうか?

そして、クライマックスのラスト100ページは読む手が止まらなくなるほどです。

 

作者の辻村さんはインタビューで、

「中学生の自分にこの本を送りたい」

と仰っています。

しかしながら、中学生だけでなく大人が読んでも充分に楽しむことができる作品です。

そんなちょっと不思議でハラハラドキドキの世界を堪能してみてはいかがですか?

 

それではまた!